こんにちは、今回は「バイオハザードRE4(バイオ4リメイク)」が一体どんなゲームなのかをご紹介します。当時PS2版の原作もプレイしていた私なりの感想や評価をまとめましたので参考にしてください。
バイオハザードRE:4とは?
バイオハザードRE:4は2005年にCAPCOMからニンテンドーキューブやPS2ソフトで発売された、ホラーアクションアドベンチャーゲーム「バイオハザード4」のリメイク作品です。
2と3のリメイクは既に発売されており、高い評価を受けています。
ストーリー
過去作でラクーンシティ事件の生き残りとなったレオン・S・ケネディは大統領の娘アシュリー・グラハム誘拐の捜索に出向き、ヨーロッパのとある村に行き着きます。
そこには村人がいますがレオンに襲い掛かってきます。
村人はサドラーを教祖とした教団「ロス・イルミナドス」に支配され、中には寄生生物プラーガを肉体に埋め込まれた村人もいます。
レオンは教団でプラーガの研究をしていたルイス・セラやラクーンシティで死亡したと思われていた女スパイのエイダ・ウォンと協力してアシュリーの救出やプラーガの回収を目指します。
原作の4はどんなゲームだった?
原作1~3では定点カメラが主流のゲームでしたが4からは第三者視点(TPS)となり、頭や足など部位を狙った射撃ができるようになって、よりリアルで迫力のあるゲーム性になりました。(リメイクされた2や3はTPS視点になっています)
また敵を倒して弾丸などを入手することができるようになりました。敵の数も多く、武器を使用して次々と敵を倒していくことを主軸としたゲームになっています。
また武器商人システムが採用されていて、入手したお金で好きな武器を買ったり改造して強くしたりと自由度も高くなりました。
評判は?メタスコアで93点を獲得
バイオハザードRE:4はメタスコアで93点を獲得しています。メタスコアは海外のmetacriticというサイトが世界中のレビューを数値化したものでとても参考になる評価です。
90点以上の作品は少なく、とても高い評価を得ました。
発売日、価格、プラットフォームは?
2023年3月24日に発売しました。希望小売価格は8789円で(パッケージ版)、PS4、PS5、Xbox、Steamでプレイ可能です。各ECモールから購入できます。
また現在は原作をPS4やSwitchなどでもプレイできます。プレイしてみたい方はPSストアのセールを利用すると安く買えますが、Switchでプレイしたい方はこちらの456のセットがお得です。
バイオハザードRE:4の特徴
今作品の特徴と当時PS2版の原作もプレイしていた私が今作品をプレイしてみて感じたことをまとめました。
オリジナル作品を忠実に再現しながらもグラフィックやゲーム性の進化
バイオ4お馴染みチェーンソーマンやプラーガと化した敵がいたり、ルイスと共同での籠城戦、ベリィトゥベリィなどの体術やアシュリーとの協力プレイなどオリジナル版をプレイした人が懐かしさを感じながら楽しめます。
そういった原作の要素を崩さずグラフィックやギミック、敵の攻撃パターンなどが全て進化して新しい作品となっています。
ナイフやメレーも使ったシューティングアクション
4では敵を倒すと弾薬などのアイテムなどが入手でき、メレー(体術)も使いながらとにかく多くの敵を倒していくゲームです。
本作では新たにナイフでパリィなど敵からの攻撃の回避に使用したり、敵に止めを刺すこともできるようになりました。しかしナイフに耐久値が設けられて壊れるようにもなっています。
武器の購入&改造システムで自由度アップ
原作と同じで武器商人システムが採用されており、敵を倒したりお宝を売って得た資金(ptas)を使って武器商人から武器を買ったり改造したりできます。
また同じハンドガンやショットガンでもいくつもの種類があり、好きな武器を購入してカスタマイズすることができます。
クラフトで欲しい弾薬も作れるようになったの使用する武器の自由度が増しました。
難易度のバランスの良さ
バイオリメイクシリーズ全てに言えることですが、このゲームの一番の良さは難易度が丁度いいことだと思います。
原作をプレイしたことのある人は簡単にクリアしてしまいそうですが、敵の数やボスの強さなどは充分なもので、初見では難易度NORMALでもすぐやられてしまう程です。
しかし全く歯が立たないという訳では無く、ゲームオーバーを重ねながらも攻略の糸口を見つけ出して進んで行けるくらいの丁度いい難易度になっていると思います。
射的場や青の依頼書、レコード達成、マーセナリーズなどのやりこみ要素
今作品には各地に射的場が置かれ、的を射抜いてハイスコアを目指していくミニゲームが追加されました。報酬のトークンを使用してチャームという様々な効果が発生するアイテムを入手できます。
また武器商人が依頼する青の依頼書というものが存在し、クリアして報酬を得るサブミッションのような役割を果たします。
一度クリアした後もより上の難易度にチャレンジしたり、バイオお馴染みの無限武器習得を目指したりなどのやりこみ要素があります。
リメイクシリーズでは新たにレコード(特定の行動を取ると達成し報酬がもらえる)の達成も1つのやりこみ要素としてあります。
またオリジナル版でも人気だったマーセナリーズも進化して登場。ハイスコアを目指したミニゲームでさらに遊べます。
サウザーやハンクといったキャラも使用できます。バレットラッシュというキャラ特有のスペシャル技も使えて楽しいです。
ホラー感は薄め
このゲームは息つく暇もないくらい敵が出現するので「いつどこから敵が出てくるんだろう?」といった一般的なホラーゲームであるドキドキ感は薄めです。
また村人(敵)も目的を持って行動している点もゾンビとは少し違う印象があります。
暗闇や建物の中で急に敵が出てきて脅かされたり追いかけ回されたりする感じは少ないな
逃げ回るよりガンガン倒したいシューティングアクションが好きな人向けのゲームだね
最後に
リメイクシリーズはどれもバランスが良く、やりごたえがあって楽しめます。今作も例外ではなくとても評価の高い作品として仕上がったと思います。
是非今作や他のリメイクシリーズ、また原作もプレイしてみて下さい。